■ DTDの基本
DTDの内容は大きく「実体の定義」「要素の宣言」「属性の宣言」の3つに分類することができます。それぞれには、以下のような役割があります。
● 実体の定義(Entity definitions)
実体の定義は、大きく「パラメータ実体」と「一般実体」に分類することができます。「パラメータ実体」は、文字列に名前をつけて定義し、DTDの中でその文字列を名前で参照できるようにします。これによって、DTDを簡略化して記述できます。この定義はDTDの中でのみ有効となります。
「一般実体」は、HTMLで特殊文字などを「&○○;」などと参照できるように定義するものです。実体名(○○の部分)は大文字と小文字が区別されますので注意してください。
● 要素の宣言(Element declarations)
要素に対して使うタグの名前を宣言し、親子関係や出現順序、出現回数、タグの省略の可否、データ型などを指定します。● 属性の宣言(Attribute declarations)
要素に指定する属性を宣言します。省略に関する情報や使用できるデータ型なども指定します。
それぞれの定義・宣言とコメントは、以下のような形式で記述されます。
・実体の定義 <!ENTITY ・・・ >
・要素の宣言 <!ELEMENT ・・・ >
・属性の宣言 <!ATTLIST ・・・ >
・コメント <! ・・・ >
「・・・」内の「--」と「--」で囲まれた範囲がコメントになります。
●DOCTYPEについて
DTDは「DOCTYPE」で指定されます。指定の方法には何種類かありますが、HTMLの場合には一般的に最初の行に記述して、外部ファイルとして参照するようにします。
【 例 】
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.0//EN"
"http://www.w3.org/TR/REC-html40/strict.dtd">
<HTML>
<HEAD>
・・・
</HEAD>
<BODY>
・・・
</BODY>
</HTML>